理想の引っ越し先が見つかった後は、賃貸の契約になりますが、見慣れない契約書類ばかりで何を確認したらよいか分からないという方が多いです。
賃貸の契約書を全て把握するのは難しいですが、数字と期間を確認すれば安心です。
今回は、契約の際に受け取る書類と、確認ポイントをお伝えしていきます。
契約書をそれぞれ確認していこう!
契約書は小さな文字で、専門用語が続きますが、全てを理解できなくても大丈夫です。
特に大切な部分を確認していきましょう。
1、賃貸契約書
契約書は大切な書類ではありますが、非常に分かりにくい表現が多いです。
専門的な用語で条文がつらつらと書かれているので、すべてを理解するのは難しいです。
契約内容が間違っていないか、家賃などの金額と、契約期間などを確認しておきましょう。
2、重要事項説明書 これはきちんと確認!
契約書に記載されている条文の中から、大切なところを抜粋したのが、重要事項説明書になります。
これは宅地建物取引士の資格を持った人が説明しなくてはならない、大切な書類になります。
基本的にはすべて説明してもらえますので、気になる部分は質問しておきましょう。
特に重要なのは、物件の設備に関して、有、無をきちんと確認しておくこと。
そして、賃料や入居期間など数字の部分は間違いがないかチェックしておきましょう。
以外と見落としがちなのが、住み続けるにあたって大切な更新条件。
将来的に必要になる、退去時の条件と費用、その他、特約に記載されている重要な事項を確認しておきましょう。
3、東京都条例
東京都への引っ越しの場合、東京都の都条例で定められている書類があります。
敷金に関する書面になりますが、敷金についてはトラブルが起こりやすい為、東京都では事前の説明が必須になっています。
退去時の敷金の精算方法と、入居期間中の修繕についてになります。
日々の生活に関わる設備の修繕、退去時の敷金精算という、お金にも直結しますので、よく聞いておきましょう。
4、火災保険、保証会社契約書など
賃貸契約をするにあたって、関連するサービスの申し込みも契約時に行うことが多いです。
賃貸として住むにあたって、ほぼ必須になる火災保険。
連帯保証人不要で賃貸契約をするための保証会社との契約書。
その他、物件によって入居者サポートや、クーポンが使える専用サイトの案内などがあります。
まとめ
賃貸の契約において、特に大切なチェック項目は3つあります。
・数字
・期間
・特約
数字は、毎月の賃料や初期費用や手数料、更新の際にかかる費用などを確認しましょう。
期間は、賃貸契約の期間、退去までに必要な事前連絡の日数などが大切になります。
特約は、賃貸物件毎に決められている特別な約束事になります。例えば、ぺット不可、楽器不可、短期間での解約の際は違約金が発生するなどです。
上記の3つを押さえておけば、安心して賃貸契約を行うことができます。
引っ越しをしてからトラブルにならないように、契約前、そして契約時にしっかりと確認しておきましょう。
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